山口銀行住宅ローン審査通過のコツ

住宅ローンは、数千万円という高額な資金を最大35年間かけて返済していくという性質上、安定した職業についていて、将来にわたって継続的に安定収入が見込めることがとても重要になります。そのため、公務員が最も有利であるとされており、その次に大企業の正社員が続きます。逆に最も不利であるとされているのが、雇用保険などのセーフティーネットがなく事業失敗のリスクを全て負っている自営業です。
山口銀行では、住宅ローンの申込条件に「継続的に安定した収入がある方」としか記載されていないので、派遣社員や契約社員でも申込ができるものと思われます。メガバンクや都市銀行では正社員でないと話にならないことも多いですが、地方銀行では非正規社員でも比較的柔軟に対応してもらえることがメリットです。
しかし、一般に金融機関はリスクの低い人に対しては積極的に好条件で融資を行ないますが、逆にリスクが高いとみなされると、金利や限度額の条件が悪くなる傾向があります。派遣社員や契約社員の人は、職業の安定性という面では不利なので、頭金を多めに用意するなどの工夫をしておきましょう。極端な話、頭金を9割用意できればどこの銀行でも審査に落ちることはないでしょう。審査に通りやすいというだけでなく、返済時の負担を減らしたり、破綻のリスクを減らすためにも頭金を増やすことはお勧めです。
職業の安定性の他に重要なポイントが、返済負担率です。都市銀行などでは「年収400万以上」などと年収条件があることが多いですが、山口銀行では、年収の条件は記載されていません。このことから、年収が低くても無理のない金額を借りるのであれば審査に通ると思われます。逆に、いくら年収が高くても、他に多額の借金を抱えているなどの場合には、返済負担率が高すぎるという理由で審査に通らないこともあります。山銀住宅ローンでは、年収に対して無理のない金額を借りることが大切です。返済負担率は25%以下にしておくのが理想的です。
勤続年数については、近年は転職によるキャリアアップがあたりまえになってきているので、比較的緩やかになっている傾向があります。勤続年数が短くても、転職して収入が上がったり、職業に連続性がある場合には前職の勤続年数も考慮してもらえる可能性もあります。
意外な盲点なのが個人信用情報です。正社員で高年収であっても、ブラックリストに載っているような人は山銀の審査には通りません。普段からクレジットカードやローンの返済では延滞しないように気をつけておきましょう。

 

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