七十七銀行住宅ローン審査について

七十七銀行は宮城県を中心として地元の経済活動を支援する地方銀行です。

 

七十七という銀行名が示すように歴史の古い銀行であり、古くから地元に貢献してきた実績のある銀行で有り、堅実な経営がモットーの銀行として知られています。

 

そのような性格の銀行なので、住宅ローンの審査に於いても一般の銀行に比べ多少厳しいという印象があります。

 

公開されている条件は他行とあまり変わらないように見えますが、審査に於いては多少厳しいと考える方が良いでしょう。

 

まず、住宅ローンの金利についてはネット銀行と比較すると変動金利は高めの設定がされています。

 

また、当初は10年固定金利のケースが多くその後変動金利となるタイプの場合、当初固定金利は大手都市銀行と同等のため、金利を気にする場合にはネット銀行を選ぶ方が良いという考え方もあります。

 

七十七銀行住宅ローン審査通過のコツは、年収と購入物件の金額において通常のネット銀行の住宅ローンの申し込みを行う場合に比べ多少余裕を持たせて考えることが重要です。

 

例えば一般的には年収は200万以上、勤続年数1年以上を条件としているところがネット銀行を含め他行では多いのですが、七十七銀行の審査の場合にはもう少し余裕を持たせ勤続年数は2年以上、年収は300万以上は必要と考えた方が良いでしょう。

 

また、購入する物件の費用についても、ローンの返済額から逆算することが必要ですが、年収の20%程度を返済するくらいの計算で購入金額を考慮する方が無難です。

 

一般的に住宅ローンの審査に於いては現時点でのローンやクレジット、キャッシングなどの負債のほか、現在のキャッシング可能なクレジットカードの保有数なども信用調査に於いて調査されることが有ります。

 

そしてこのカードの保有数が多いだけで限度額を減額されたり、返済回数を短くされたりするケースもあります。

 

これはキャッシング可能なクレジットカードの保有数の総限度額だけ借金をする可能性があると判断されるわけですが、この審査についても七十七銀行は比較的厳しい可能性があります。可能であれば不要なクレジットカードは処分しておくことも大切です。

 

さらに、勤務先も非常に重要です。一部上場の大企業に長年勤務している人であれば審査の上でも非常に有利ですが、そうでない場合には担保の抵当額が相応に無いとなかなか審査に通りにくいものです。

 

この点に十分注意して、他行の条件も比較しながら自分の条件を確認して申し込むことが大切です。

 

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