十六銀行住宅ローン審査通過のコツ

一般に、住宅ローンの審査では年収、返済比率、勤務先情報、勤続年数、勤務形態、個人信用情報、年齢、不動産の担保評価額、健康状態などがポイントとなります。詳細な審査基準についてはどこの銀行でも原則として非公開ですが、年収や勤続年数などの条件については公開されているところも多いです。十六銀行では、年収、勤続年数、年齢についてはホームページ上に明記されています。

 

 

十六銀行の住宅ローンの申込条件には、「20歳以上70歳以下、完済時年齢75歳以下」、「勤続年数2年以上(自営業の場合は営業年数3年以上)」、「年収100万円以上」とあります。勤続年数については、近年は転職によるキャリアアップがあたりまえになっているので、転職して収入アップした場合や職業に連続性がある場合には前職の勤続年数も考慮してもらえる可能性があります。

 

 

自営業の人は、事業失敗のリスクを100%負っているので、たとえ高収入であってもやや条件が厳しくなります。最大35年間もの長い期間返済をしていく住宅ローンでは、将来にわたって安定した収入が見込める職業であることが重要視されるので、雇用保険などのセーフティーネットや退職金制度がある正社員に比べると不利になってしまいます。安定職という面で不利な自営業の人や派遣・契約社員の人は、頭金を多めに用意しておくなどの工夫が必要になります。

 

 

一般に、金融機関がお金を貸すときには、リスクの少ない人には積極的に融資を行ないたいと考えているので、属性が良い人ほど好条件でお金が借りられます。十六銀行住宅ローンでも、年収が400万以上だったり、頭金が2割以上用意できるなどの条件を満たせば、低金利で借りられるプランが用意されています。このことは他の銀行で借りるときにもあてはまるので、マイホーム購入の数年前から属性を良くするための努力をしておきましょう。
個人信用情報についてはホームページ上には記載されていませんが、非常に重要な項目です。信用情報がブラックの人はまず審査には通りませんし、高級ローンである住宅ローンの審査ではたった一回の延滞記録があるだけでもかなり不利になってしまいます。クレジットカードやローンの支払いには普段から気をつけておきましょう。

 

 

返済比率については、基準は公開されていませんが、フラット35の「年収400万未満の方は返済比率30%以下、年収400万以上の方は返済比率35%以下」という基準が参考になるでしょう。返済比率が高すぎる人は頭金を増やしたり、自動車ローンなどの他の借金を完済するなどして返済比率を下げましょう。

 

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